アメリカで最も売れているポテトチップスとは?〈アメリカポテトチップス売上TOP10〉

ポテチ雑学
この記事は約14分で読めます。

先日の記事で、ポテトチップスが最も好きな国民について調査をしました。

大方の予想通りというべきか、1位に輝いたのはポテトチップス大国・アメリカ合衆国でした。

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そのアメリカ合衆国の中でも最も売れているポテトチップスは、まさに1部リーグのエース選手と言っても過言ではないと思います。

ということで今回は、アメリカ合衆国で売れているポテトチップスブランドについて調べてみました。

以下のような方はこの記事を参考にしてみてください。

この記事はこんな方におすすめ

  • アメリカで人気のポテトチップスブランドを知りたい。

それでは記事本文に移ります。

調査方法(引用元)

調査をしましたところ、2017年のアメリカにおけるスナック菓子の売り上げランキングが、以下のサイトでまとめられていました。

[st-cmemo fontawesome=”fa-external-link” iconcolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” color=”#757575″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]Top 10 US salty snack brands in 2017 so far: Sales soar for Frito-Lay’s Ruffles brand[/st-cmemo]

今回はこちらのサイトから、アメリカのポテトチップスブランド売上TOP10についてご紹介していきたいと思います。

アメリカポテトチップス売上TOP10

10位:Herr’s(ハーズ)

第10位にはHerr‘sがランクインしました。売上高は1.01億USドルとなります。

販売元であるHerr‘s Snack社は、1946年に創業者のジム・ハーがアメリカ・ペンシルヴァニア州の小さなポテトチップス会社を買収したところから始まります。

その後会社は拡大を続けましたが、今でも本社はペンシルヴァニア州にあるようです。

Herr‘sブランドのポテトチップスは、主に東部アメリカとカナダの人々に愛されている他、40カ国以上で販売されています。

9位:Kettle(ケトル)

第9位にはKettleがランクインしました。売上高は2.02億USドルとなります。

販売元のKettle Food社は1978年に創業され、今ではCampbell Soup Companyの傘下で活動しています。

アメリカ・オレゴン州に本社を持ち、イギリス・ノリッジにもヨーロッパ方面を管轄する拠点を置いています。

Kettleとは、厚切りのジャガイモを低温でじっくりと揚げる方式のことで、油が少なくヘルシーな「自然派ポテトチップスブランド」として認知されています。

8位:UTZ(ウッツ)

第8位にはUTZがランクインしました。売上高は2.28億USドルとなります。

販売元のUTZ社は1920年代にこれまたアメリカ・ペンシルヴァニア州で「地元の味」として創業されたスナック会社です。

創業以来家族経営を継続しており、販売先も東部アメリカに重点を置いていて、あまり海外展開などはされていないようです。

UTZはKettleブランドと同様に自然派ポテトチップスブランドとして知られており、一部の商品にはコットンオイルが使用されているようです。

7位:Cape Cod(ケープコッド)

第7位にはCape Codがランクインしました。売上高は2.65億USドルとなります。

Cape Cod社は1980年代にスティーブ・バーナードによって創業されましたが、その後買収・合併を繰り返し現在は9位のKettle Foodと同じグループに所属しています。

Cape Codという社名は、同社がアメリカ・マサチューセッツ州ハイニアスのケープコッド岬に本社を置くことから命名されています。

このCape Codブランドも、主力はKettle系(自然派系)として知られています。

6位:Lay‘s Kettle Cooked(レイズケトルクックド)

第6位にはLay‘s Kettle Cookedがランクインしました。売上高は3.56億USドルとなります。

こちらは、ポテトチップスの販売会社であるFrito-Lay‘s社が販売しているポテトチップスブランドの一つです。

名前にもKettle Cookedと記載のある通り、いわゆる自然派ポテトチップブランドとして販売されています。

5位:Private Label(プライベートブランド)

第5位にはPrivate Labelがランクインしました。売上高は5.16億USドルとなります。

こちらは特定のブランドというよりは、いわゆるプライベートブランド全般のことを指すようです。

プライベートブランドとは、スーパーマーケット等の小売業者が自社の名前で発売をしているブランドのことで、日本でも大手スーパー(イオンや西友など)に行くと見かけることが多いですね。

4位:Wavy Lay’s(ウェッビーレイズ)

第4位にはWavy Lay’sがランクインしました。売上高は5.18億USドルとなります。

Wavy Lay’sについても、その名の通りポテトチップスの一大販売会社であるFrito-Lay‘s社が販売しているポテトチップスブランドの一つです。

こちらはギザギザで厚めのポテトチップス(日本で言うとピザポテト)に特化したポテトチップスブランドになっています。

3位:Pringles(プリングルズ)

第3位にはPringlesがランクインしました。売上高は7.10億USドルとなります。

PringlesはP&G社が開発し、1967年から販売が開始されたポテトチップスブランドです。

今では日本を含む世界140カ国以上で展開されており、ご存知の方も多いのではないかと思います。

2位:Ruffles(ラッフルズ)

第2位にはRufflesがランクインしました。売上高は8.70億USドルとなります。

RufflesはFrito-Lay’s社が1961年より展開するポテトチップスブランドであり、ギザギザで厚切りの形状と、多様なフレーバーが特徴のブランドです。

ブランド名のRufflesは、中世の女性貴族が着用していたと言われるフリル(ラッフル)に見た目が似ていることから名付けられたそうです。

1位:Lay’s(レイズ)

第1位にはLay’sがランクインしました。売上高は21.80億USドルとなります。

ハーマン・レイが1932年にアメリカ・テネシー州にポテトチップス小売店を立ち上げて以来、レイのポテトチップス事業は拡大を続けていき、彼の名は今ではアメリカ最大のポテトチップスのブランド名となっています。

ちなみに、こちらの販売会社は本ランキング内でも度々登場したFrito-Lay‘s社となります。

結論:Frito-Lay’s社強し!

さて、いかがでしょうか。アメリカのブランドだけあって、いくつかは知っている名前もあったのではないでしょうか。

それにしても、1、2、4、6位のブランドの販売会社は全てFrito-Lay社だったということで、Frito-Lay‘s社の巨大企業ぶりを感じさせる結果となりましたね。

いわゆる自然派ポテトチップスが多くランキングインしていたことも意外でした。

皆さんも、たまにはアメリカのポテトチップスブランドを楽しんでみてはいかがでしょうか。

以上、アメリカで最も売れているポテトチップスとは?〈アメリカポテトチップス売上TOP10〉でした!

 

以下の記事ではイギリスのポテトチップスブランド売上TOP10もまとめていますので、併せてご参照下さい。

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